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錦野 将元; 田中 桃子; 越智 義浩; 岸本 牧; 石野 雅彦; 長谷川 登; 加道 雅孝; 助川 鋼太*; 河内 哲哉; 永島 圭介
IEEE Journal of Selected Topics in Quantum Electronics, 10(6), p.1382 - 1387, 2004/11
被引用回数:9 パーセンタイル:45.77(Engineering, Electrical & Electronic)過渡励起方式のX線レーザーは単色性・高輝度・短パルスと優れた特性を持ち、X線顕微鏡やX線干渉計測などの応用研究への利用が期待されるが、その空間コヒーレンスはその応用に対し、未だ十分ではなかった。光量子科学研究センターではX線レーザーの指向性や空間コヒーレンスを向上させるため、ある程度の距離を離して配置した2個のターゲットを用いるダブルターゲット方式により高コヒーレントX線レーザーの発生実験を行った。その結果、非常に指向性の良いX線レーザーを発生させることに成功し、このX線レーザーが空間的にフルコヒーレントな状態であることを確認した。また、このフルコヒーレントX線レーザーの高出力化に関する実験も行い、増幅ターゲットプラズマにより約1000倍の増幅と最大出力0.2マイクロジュールが得られた。